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福井の街を背に




早朝、福井駅前に到着。

眠い目を擦りながらミヤとコーヒーを飲む。

タバコを吸う。


ここがともさんが育った街かと

少しだけともさんの姿を想像してみる。



路面電車に揺られて鯖江へ。

駅から降りるとお父さんが迎えてくれた。



初めて会うので、

お互い少しはにかみながら挨拶。



車で家に到着。

まずは仏壇に線香をあげる。

ともさんの仏壇は、亡くなった直後のままの形で残されていた。




お父さんと共にお墓参りへ。




美味しいお蕎麦をご馳走になり

家に戻る。




ともさんの部屋。

ONE PIECEのフィギュアにサーフボード

でかいスピーカー。



ここで寝てたんだなとマットレスに横になる。

そのまま寝てしまって2時間。



お風呂に入って、

お刺身と天ぷら、お酒を頂いて

ともさんの好きだった煙草を

ともさんと一緒に一服した。




弟さんも帰ってきたので

一緒に色々な事を話す。

ともさんとは双子だからそっくり。

なんか変な感じだ。




ともさんの本名はともひろ。

弟さんはたかひろ。



そう。なんとうちの兄弟とまったく同じ名前だ。

たかひろと、ともひろ。

なんか変な感じ。





お母さんが話していた。


ともひろは、高校を中退したの。

悪いことをしていないのに先生に

お前がやったんだろうって決めつけられて。

それで嫌になって辞めてしまったのね。

だから今先生をやっている人には

絶対人を決めてかかってはいけないよ

と言っていたみたいよ。

あの子はその話をする時は、

泣いていたんだって。



その横で、ミヤが涙をこらえているのがわかった。




オレは本当は、

ともさんのお父さんとお母さんに

どうしても伝えたいことがあった。




ともさんは飲むといつも

『オレはいつ死んでもかまわねえ!

そのように好きに生きてきたからな!

毎日最高に幸せだぜ!』




と言っていた。

これを伝えたかった。

だから、ともさんは毎日幸せで

悔いの無い最高の人生だったと思いますよ、と。




けれど、

ともさんの話をする時の、

お父さんとお母さんのさびしそうな笑顔。

あれを見たら、結局最後まで言えなかった。




帰ったら、

お礼と合わせてゆっくり手紙を書こう。





ともさん、また会いにくるよ。

そんときまで、またともさんに怒られないように、

一生懸命生きていきます。



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